アフリカン Super Rail Band – Affair Social CD・DVD・ブルーレイ-レコード-洋楽の詳細情報
L'Orchestre Super Rail Band International – Affair Social
L'Orchestre Super Rail Band Internationalは1970年、マリ国鉄が運営していた首都バマコ駅舎内「Buffet Hotel de la Gare」の専属楽団として結成されました。演奏は静かな背景音楽ではなく、旅行者や政府関係者、都市の富裕層が集まる社交場で夜ごと行われるダンスパーティーや祝宴の中心でした。独立後の西アフリカでは、こうしたホテル専属バンドが都市文化の象徴となり、Rail Bandはその代表格として大きな人気を集めます。
1960年にフランスから独立したマリでは、モディボ・ケイタ政権が「自国文化の復興」を国家政策として進めました。政府は地方の伝統音楽家を支援し、民族文化を現代音楽へ取り入れることを奨励します。その結果、西洋楽器やキューバ音楽の影響とマリ固有の文化が融合し、西アフリカ独自の都市音楽が発展しました。Rail Bandはその象徴的存在でした。
若き日のサリフ・ケイタは、このバンドでスター的存在として注目を集めました。名門王族出身でありながら歌手となった彼の存在は当時としては非常に異例で、圧倒的な歌声によってRail Bandの名声をさらに高めていきます。
『Affair Social』が発表された頃の1980年代初頭のマリは、軍事政権下で経済難を抱えながらも、音楽文化は西アフリカ全域へ広がり続けていました。都市ではナイトクラブ文化や国際交流が活発化し、音楽は社会の活気や誇りを映す重要な存在になっていました。このアルバムが現在高額で取引される背景には、そうした“マリ音楽黄金期”の歴史そのものを封じ込めた文化的価値が強く評価されていることがあります。
ジャケット・盤面ともに大変きれいです。
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